駅前のロータリーは再整備され、多くの有名ホテルが新規にOPEN。
星野リゾート、ホテルベルクラシック東京、スーパーホテル。名だたるホテルがその名を連ねています。
駅は北口と南口に分かれ、北口にはどこか、昔を感じる風情が。
都電荒川線、建物はそのままに内装だけリノベした居酒屋さん。チェーン店と個人店舗、商業施設のアトレヴィなどバランスよくあるその雰囲気は、1人暮らしから家族で住んでも充実した店構え。

大きい道路もなく、静かで夜はしっとりとした雰囲気に。

南口に行けば、茗荷谷へ続く春日通りが。その道には多くのバラエティーに溢れたお店が軒を連ねる。
ただし、道をひとつ入るとそこは、落ち着いた住宅地。
このバランスは、豊島区と文京区の境界線があるからなのか。
JR、地下鉄丸の内線も利用できるのに、どこか印象が薄い駅だからなのか。「住めば都」その言葉は、山手線の駅で大塚駅は筆頭ではないだろうか。

また、この辺りを鎮護するのは、大塚天祖神社。鎌倉時代末に領主の豊島氏が伊勢の皇大神宮の神さまをおまつりしたのが最初といわれています。

伝統を継承する慣習と、革新していくスタイルが調和している大塚駅は、住んでいる人にとっては、”隠れ”住みやすいランキングの上位になっているでしょう。